Ekadashi
特別な日の断食

『ヒンドゥーの伝統では、月ごとによって定められた断食をします。断食をするしない、またどの方法によるか選択をするのは、個人次第です。バクティの道を行くほとんどの人たちと同様、一人ひとりが、ユニークで異なる神との関係性をもっているからです。断食をどのように行うべきか規則はありません。もしあなたが断食をするのであれば、エカダシの日に行うことをすすめます』
パラマハンサ・ヴィシュワナンダ
エカダシとは、第11番目の日という意味で、ヴィシュヌ神の献身者たちは、新月から11日目と満月から11日目に断食をします。吉兆なエカダシの日にヴィシュヌ神へ捧げる断食は、特別な祝福とプンニャ(果実)が得られるとされます。
エカダシの前日は、日没前の午後に一食だけプラサーダム(神に捧げたお供物)をいただきます。当日は厳密に断食し、翌日は日の出後にプラサーダムを食べて断食を終えます。
エカダシの断食は、必ず穀物を断ちます。水も飲まない完全断食。水だけ飲んでよい断食。フルーツだけ食べてよい断食。ミルク、フルーツ、ナッツを食べてもよい断食があり、各自の意志と体調に合わせて行います。どの種類の断食にするか選択してから、断食を始めます。
エカダシの日にち(日本用)
2019年
6月13日、29日
7月12日、28日
8月11日、27日
9月10日、25日
10月9日、24日
11月8日、23日
12月8日、22日